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27) イラク戦争

03/ 02/01
シャトルコロンビア帰路墜落、乗員7名。

アメリカの戦争好き、イラクのフセイン、北朝鮮キムジョンイル、アメリカのブツシュ、この3名が「悪の枢軸」とアメリカ人がいう。戦争開戦前、イラクとの交渉に際して、イラク周辺に軍隊を配備させる周到さは、なんというのか?

日本は平和ぼけすぎる。北朝鮮の核弾頭ポテドンがハワイまで届くというと、カウアイからミサイルを発射、パトリオツトで打ち落とす訓練をやった。本気で北朝鮮に対処している。国も過激だがこれを「良し」とする国民世論にも凄みがある。

美容院の女主人が、日本のメディア参加者が日本の総理は「小泉さん」大統領は「ブッシュ」と呼び捨てた」と既に10年もハワイで暮らすとアメリカの血がだいぶ濃くなっている。

下世話な話題がポンポン飛び出す。アラモアナホテルでの散髪。頭を整髪してもらう側は気持ちのよい時間の中で半分は聞き流す。

夕刻朋子さん来宅、戦争の陰が早くもハワイの経済を狂わせる。 彼女の勤務先が手掛けていたウエディングに関する部門は今月で閉鎖される。
小さい島での就職活動は、失職すると次が簡単がではない 。MBO・・・従業員が会社を買い取るというほど格好良いものではない。仕方なく会社が手がけていた部門を数人が 引きついで、糊口にしょうといかというところだ・・・・やむを得ない独立とはいえ、これをチャンスに 変えて欲しいと願う。

イラク戦争の動きが、観光大国を直撃する可能性はある。ひたすら大事に至らず穏やかな解決を島民は願っている。

02/14
イラク問題、きな臭い煙り、アメリカの強引さだけが目だつ。フランス、ドイツの対峙を国連安保理で討議・・・・アメリカでも戦争反対の気運が高まりつつある。世界中に良いバレンタインの贈り物を・・・・

2月も最後の週に・・・・人に会わない限り、戦争への危惧は感じない。3月半ばには始まるのではという報道もある。世界中で戦争に反対している人がいる。アメリカ人も全体では反体制をみるが、ニューヨークタイムスのアンケートは60%前後がイラク攻撃に賛成・・・ テロの標的にされたNY、あの事件がトラウマになっているとしても、 この数字には驚く・・・・
「目には目を」というヤンキーの、血の濃さは揺るぎのないアメリカだ。
しかしテロの指導者ビン・ラディンとイラクとの関係もあいまいのままイラクを攻撃する。これを世論と断じることができるのだろうか?

どんなに離れた国であろうと、1日あれば到達できる。話し合いのテーブルにはお互いすぐに着ける。平行して問題を抱える北朝鮮、問題は同じく核開発、この方はいずれ話し合いで、比較的のんびりした対処。イラクの方はどうしても戦争、これは我々レベルでもわかりにくい。
もう一つそれぞれの国、発展途上というか規模も組織も、その上イデオロギーも違う。大国と同じ考えの組織対組織で、ことの解決が図れるとは思えない。イラクや北朝鮮との対話はフセインや金正日が、テーブルにつかない限り解決への出口は遠い。
 
「戦争のお好きなブッシュ、女好きのクリントンの方がよっぽどまし」
「ブツシュの父ぎみ、前大統領が作った兵器の火薬がしける(湿る)」
既にアメリカ人といえる朋子君揶揄が効いている。*「しける」は我々関西人が使わない言葉、朋子君が関東圏出身だったと知る。いつの時代も市井人はお上を揶揄する天才たちだ。


気持のよい貿易風が吹く。Ilikaiで海を眺めていると、エステル戦闘機がごう音を残して飛ぶ。音を残してはオーバーな表現ではない。機影は既に視界にないのに、猛烈な爆音が目の前に残る。2機が飛び立って続けてもう2機が・・・大平洋上を過る。
北朝鮮の不穏な動きに対応して、この機が極東へ飛び立ったことを、その日の夕刻のNEWSが報じる。  
  
イリカイのコンドに滞在中の、シカゴからの日本人に出会う。我々と同世代か。 現日本についての憂意が言葉のはしはしに・・・・海外にいる同胞で日本を心配する人が多い。その意見には同感する所が多い。
  
東海岸からハワイへ、約8時間のフライトはアメリカン航空がお薦め、現代はメインランドの東部からここへ来る人も結構多いという。アメリカの好景気が原因だが、昨今フロリダ周辺が台風の被害を受けてこの傷跡が残ることと、気候が断然良いハワイが彼らを引きつけているよ うだ。
シカゴでもハワイ便はチケットは取り難い。当地はマザーズディまで寒く、過ぎるといつせいに花が咲く。*サッポロに近い
  
子育ての途中ベトナム戦争があって、息子が徴兵で取られる。一番家族として苦しかった時期だという。仏教関係の助力と裁判を受けて徴兵忌避、代わりにボランティアを2年間強制される。アメリカも為政者を別にしたら、国民は戦争を好んでいるのではない。殊に家族が参戦する親の苦悩を如実に知ることになる。
忍び寄る戦争の蔭、息子が、夫が既に出兵している家族のいることへ、思いやる心を日本人は持ち合わせていない。
  
戦争にあくまで強気のアメリカ、反対を貫くフランス、ここえ来てアメリカに肩入れして来たイギリスの変節・・・・国連安保理でのせめぎ合いが続く・・・・

03/15
窓の下、アトキンソンの交差点で戦争反対のデモ。プラカードをもつた人たちがゾロゾロ歩くのではなく、走ってくる車にアピールする。車も答えて手を振ったり、クラクションを鳴らして走り去る。午前中一杯やっていた。

03/17
戦争、アメリカブッシュが、フセインの国外退去を求めて24時間の猶予を・・・

03/18
「ぼつぼつ日本へ戻らないと・・・・大丈夫? 」銀行のCさんから連絡が入る。日本ハワイ間のフライト時間は7〜8時間。新幹線が開業するまでの「東京〜大阪」と同じ所用時間だ。
戦争が始まれば帰れなくなることもある・・・・・「ここが外国だ」ということを、この時ほど強く感じたことは無い。確かにそんな空気がある。
 
NW am12:15 am9:00 空港へのTaxi を予約「CHARI'S」日本語でどうぞ・・・

塔乗手続きのために時間が懸かる。戦争のためという大儀で、 結局荷物のチェックには大勢の人が割かれているのだ。受付が手薄になるカウンターに人を配していない。経営難の航空会社が人のやりくりに苦しむ。サービスの劣化は必ず、自らを乗客の減少というむずかしい所に追い込むだろう。

戦争が始まりそうな物騒な空気に飛行機は空いている。席を5席確保寝て帰る。
アメリカ人兵らしい人が目立つ。機内で喧嘩、ハワイから帰るのに、何が不満で喧嘩になるのか?
休暇を終えて戦地へ戻る若者の心は穏やかではない。一方は手を縛られて隔離、もう1人はキズの手当て、関西空港到着時彼等は拘束された。

03/20
結果としてギリギリの帰国。国連の合意を得ずイラク戦争始まる。


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